おはようございます

りょうまです😁

 

今日は前回書いたJBJA(JointByJointAproach)のトレーニングへの応用について書いていきたいと思います

 

さて軽く復習していきましょう

JBJAとは各関節が順に安定性と可動性に働いていた方が機能的であるという考え方です

 

膝や腰は安定性を股関節や足関節は可動性において重要度が高いという具合です

 

 

 

ではそれを駆使して効率よくトレーニングしたいと思います

BIG3の中でも全身的にトレーニングすることが出来る スクワットとデッドリフトについてみていきましょう

まずスクワットからです スクワットは下肢のプッシュ動作として位置づけされることが多いですが

実は高重量を扱う際、体幹部への安定性の要求が非常に高い種目になりますので体幹部のトレーニングとしても十分扱えると思います

スクワットで主に鍛えられる筋肉はまず下肢のプッシュ動作に欠かせない大腿四頭筋、大殿筋ですね

さらに高重量を扱うにつれて重心位置が上方に移動するためそれに伴う体幹部への安定性への要求が高まります

主に腹部や腰部の安定です、つまり腹筋背筋のトレーニングという事です

JBJAの考え方に当てはめると股関節は可動性に腰椎、膝関節は安定性へそれぞれ分類されます

大殿筋は股関節の伸展に働く筋肉ですので当てはまることが分かります

大腿四頭筋は膝の伸展に働きます

ここで疑問が出てきます

膝関節は安定性に重要度が高いはずなのに動かすのか?という事です

私の持論ですがCKC(Closed Kinetic Chain)

つまり両足を付けた状態で下肢の運動をするにあたって

股関節が屈曲した場合に膝関節が屈曲しないということは極めて少ないと思っています

この際、重要なのは膝関節の正常な可動域内での運動かどうかということ

特に回旋や側屈という運動が過度に起きる事を防ぐことについて安定していなければならない

という事ではないかと解釈しています

 

では腰椎はどうでしょうか?

一般的にスクワットの正しい形は背中はまっすぐにしてなんてキューイングをしますが

その通りで腹部及び腰部は中間位のまま安定していることが望ましいと私も思っています

なのでJPJAの理論通りで安定していた方がよりいいトレーニング効果が出るでしょう

 

以上の事からJPJA的にスクワットを分析して出た答えは

股関節の積極的な動きと膝関節の正常範囲内での動き

特に横移動や捻り動作、つまりぐらつきの無い膝の動き

そして体幹部の安定が必要だという事です

 

言葉にすると難しいような気がしますが普通のスクワットですね

という事でスクワットはとても体の効率のいい使い方を覚えることが出来るトレーニングという結論です

 

普段やっていることをひたすらややこしく書いていったわけですが

原理原則を知っているか否かで同じトレーニングでも全く違う効果を出すことが多々あります

私はこの小難しい話がめちゃくちゃ大切なものだと思っているので

 

クライアントさんや患者さんにもなるべくわかりやすく噛み砕いて理解してもらうようにしています

 

なぜか

それは私では誰かの何かを変えることは不可能だという事を知っているからです

あくまで私がしていることは患者さんが治るための手助けであり

クライアントさんが健康になる為の手助けです

自分自身で変わろうと思っていない方には結果は出ません

 

ここが私の思う最も重要な原理原則の一つです

いかがでしょうか

健康志向の高まる現代で流れに乗れなくなっていませんか?

 

りょうまは(木)(金)の午前に出勤しているので詳しくは会いに来てくださいね