《スポーツによる主な障害》
■オスグッド病
10歳~16歳の男子に多く、バスケットボールやバレーボールのジャンプ動作や、サッカーなどのダッシュ動作で脛骨粗面(すねの骨の上部付近)が大腿四頭筋(ももの前の筋肉)のよって強く引っ張られて痛みが発生。成長期の脛骨粗面はまだ柔らかいため繰り返し引っ張られると盛り上がって変形したり剥がれたりすることもある。
■ジャンパー膝
10歳~20歳の男女に多く、オスグッドに似た症状です。年齢が上がるに従い脛骨粗面も硬くなり繰り返し引っ張られても変形しなくなります。すると次に弱い部分の膝の皿の下部の接合部に炎症や一部断裂が引き起こるのをジャンパー膝と言います。
■シンスプリント
これも部活などをしている中高生(特に新入生)に多く、長く走るスポーツをする人に起こりやすいです。すねの骨に繋がっている筋肉やふくらはぎへの過剰な負担(使いすぎ)が原因です。
■前十字靭帯損傷
膝の関節を繋ぐ靭帯でラグビーや柔道などの接触外力、バレーボールの着地動作で起こりやすい損傷です。一回損傷すると自然に治ることは難しく、膝の不安定の原因にもなります。リハビリをすることで日常生活にはあまり問題なく過ごせますが、競技の継続となると手術が必要になります。
■半月板損傷
半月板は膝の中にある弾性に富んだ軟骨で内側と外側で2つあり、関節の安定性やクッションの役割をしています。スポーツん場面では膝の捻り動作で特に内側の半月板を損傷することが多いです。
■肉離れ
特にハムストリング(太ももの後ろの筋肉)やふくらはぎに多く、ダッシュなどで筋肉が収縮している時に反対の伸ばされる力が加わることでそのストレスに耐えられず起ることがある筋肉の断裂です。
■足関節捻挫
これは足首を捻って起こってしまうもので症状が軽度のものや重度のものがあります。軽度のものや足首の外側に圧痛があるが、歩行に関してはほとんど痛みがない、あるいはあっても軽いです。
★まとめ
障害はただの軽い痛みでも大きな怪我に繋がることもあるので日々のコンディショニングで身体のケアをして万全な状態でいい結果が出せるようにこの鶴瀬毎日接骨院で身体のケアをしてみてはいかがでしょうか?そしてこれらに少しでも似ている痛みがあったら速やかに受診して適切な治療を受けましょう。