おはようございます!りょうまです!
今日は股関節唇損傷について書いていきたいと思います
今回は面白い要素はないと思いますが
竜馬にも真面目なところがあると優しい目で見ていただけると幸いです(*´▽`*)
さて股関節唇と言いましたが
そもそも股関節唇とはいったい何なのでしょうか?
股関節唇とは股関節の軟骨になります
関節には必ず軟骨が存在します
股関節の場合は大腿骨頭をくるむ様にドーナツ型になっています
特殊な形状の為に特殊な呼び方があるという事ですね
役割は他の軟骨と同じです
くるむ様になっているので比較的大きく作られています
そこで大腿骨と寛骨臼がぶつかるケースがでてきます、大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)と呼びます
これが股関節唇損傷の一番の原因となることが多いです
傾向としては女性が圧倒的に多いです
さらに新体操やバドミントンなど股関節を酷使するスポーツをやられている方に非常に多いです
女性特有の骨盤の形状、新体操などは特異的な関節の動きが多いことからこのような傾向にあるのだと私は考えています
具体的な症状は股関節を曲げた時の痛み、重症化していくと歩行が困難になったりしてきます
確定診断はMRI上において関節唇の損傷を確認された場合です
FAIを起こしている股関節に多いのは筋肉のバランスが崩れていることが多々あります
私の印象から言うと習慣性による股関節唇の損傷を起こしている方は九割以上の方が機能不全に陥っています
腸腰筋、大腿直筋、大腿筋膜張筋、外側広筋、恥骨筋、長内転筋、内閉鎖筋、小殿筋、梨状筋、外閉鎖筋、大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋
他にも挙げられますが関与が強いと思われる筋肉に絞ってみていきます
私が治療する際に考えることは各動きに対して適切に筋が働いているか?です
例えば最も多いエラーの一つは股関節の屈曲をする際に腰が反ってしまうことです
本来、股関節の屈曲をする場合は骨盤は屈曲の後期に後傾方向に動きます
しかし機能不全に陥っている方は屈曲させていくと骨盤が前傾していきます
このような本来の動きの逆の動きになってしまう事をリバースアクションといいます
代表的なエラーを抜粋しましたが他にもたくさんのエラーが混在していることがほとんどなので
手技や運動を用いてそれらのエラーを一つずつ改善していきます
ここで面白いのが一つのエラーを改善すると勝手に他のエラーが改善されることがあります
それは二次的なエラーであって一つ目のエラーが引き起こしていたものであると考えられます
私たちに求められているのはその原因となっている一つ目のエラーをいかに見極め改善できるかであると思います
これは股関節の機能不全に限った話ではなく身体の随所で起こる可能性のあることだと考えています
さて、いかがでしたか?
今日はすこし真面目な話をだらだらとしましたが
次回からはまたトレーニングについて書いていこうかなと考えています
りょうまでした