こんにちはりょうまです😁

 

前回に引き続き今回は肩関節の痛みについて書いていきたいと思います

肩に痛みの出る怪我、障害は

腱板損傷、インピンジメント症候群、凍結肩、脱臼、(斜角筋症候群)、機能不全など

様々です

 

斜角筋症候群については前に首の話をした際に書いているので詳しくはそちらを参照してください

 

 

腱板損傷は前回書いた肩関節におけるインナーマッスルである
棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋のいずれかを痛めている状態です
完全に腱板が切れてしまう状態を断裂といいます

程度にもよりますが腱板が切れてしまうと手をあげることすら困難になります

ある研究によると
60歳までには腱板の不全断裂を起こしている方が非常に多いといいます

このように腱板が切れていても他の組織でカバーできれば痛みを出さずに動かすことが出来る可能性もあります

なので日頃からインナーマッスルを鍛えておくことが大切なんですね

次にインピンジメント症候群です
インピンジメントとは衝突という意味です

肩関節におけるインピンジメントには二種類あるとされています

肩関節で骨に腱板と滑液包が衝突することを
エクスターナルインピンジメントまたは肩峰下インピンジメントと言われています。

肩関節で骨に土手のように付着している関節唇(かんせつしん)が衝突することを
インターナルインピンジメントと言われています。これは投球障害肩で最近注目されています。

どちらの圧迫刺激も肩関節運動が最終域まで行われれば生理的に生じますが
それぞれの刺激に影響する因子が存在します
肩峰下インピンジメントでは上腕骨頭の変位が大きく影響し,その原因には関節拘縮と筋機能不全が挙げられます
筋機能不全は上腕骨頭の求心位を保たせる作用のある腱板筋群の機能低下だけでなく,
上腕骨頭を上方に変位させる筋群や前方に変位させる大胸筋といった筋の過剰な収縮も含まれます
インターナルインピンジメントは肩関節運動の最終域付近での肩甲骨運動に大きく左右されるため,肩甲骨周囲筋群の機能が重要となります

次は凍結肩です
その名の通り肩が動かなくなってしまう状態です
なんらかの原因によって滑液包、腱板および靭帯が癒着を起こし肩を動かせなくなってしまう状態です

この記事を書くにあたり凍結肩について少し調べたところ興味深い研究結果を見つけましたので共有させていただきます

凍結肩には3種類あるらしく

大胸筋(前方)タイプ、肋骨・肩甲骨(後方)タイプ、震災タイプ(動き過ぎる肩甲骨)です
名前のとおり大胸筋が硬くなり肩が動かない、肋骨・肩甲骨の硬さによって肩が動かない、動き過ぎる肩甲骨と違いがあるため、治療法を変えなくてはなりません。
郡山周辺では2011年7月以降震災タイプが急増しました。郡山市では震災と原発事故後に増えましたが
他県で診察した凍結肩はこのタイプでしたので日本では震災タイプが多いのかもしれません
震災タイプについてかなり分かってきましたが、動き過ぎる肩甲骨が原因ですので、肩甲骨の動きと肋骨の動きを同調させてやることが必要です。

といった具合で原因によってそれぞれの凍結肩になってしまう様です

この研究結果は非常に興味深いですが文献が基になる文献を見つけることが出来なかったので信憑性についてはわかりません💦

信じるか信じないかはあなた次第という事で!!

脱臼は皆さんがご存知の方が外れるあれです
細かい説明は不要でしょう

といった具合で肩関節に痛みを出す状態というものにはほんっとに様々なものがあります

それらを的確に評価、治療することが私たちには求められます

今回私も記事を書く為に調べていて新しい発見がありました

やはり人の身体というものは知れば知るほど奥深いですね

肩関節の痛みでお困りの方、もっと肩関節について知りたい
怪我しないように予防したい
という方は一度、鶴瀬毎日接骨院までお越しください

りょうまでした