おはようございます、りょうまです

最近マニアックな記事を書いていないので

ここで一つコアな話題について書いてみたいと思います

 

皆さんPlank(プランク)というトレーニングをご存知ですか?

 

よく耳にする体幹を鍛える種目の一つとして知られていますね

 

このようなトレーニングです

 

中高生のなかではおなじみのトレーニングではないでしょうか?

実はりょうまも現役時代にはほぼ毎日のようにPlankのトレーニングをしていました

それも2分や3分などの長時間を使って何セットも行っていました

Plankをやったことのある方は分かると思いますが超絶地味なくせに辛いトレーニングなんですね

 

そんなPlankですが!

私は最近選手に対してプランクのトレーニングを処方することが無くなってきました

 

え!体幹トレーニングしないとコンタクトスポーツは当たり負けしちゃうじゃん

と、思う方も多いと思いますが

 

ここで少し考えてみましょう

コンタクトスポーツにおける体幹の強さとはなにか?

ひいては体幹の強さとは何なのかです

りょうまの考えで話していきます

まず体幹の強さですが私は腹筋、多裂筋、横隔膜、骨盤底筋で囲まれたユニット化された部分の安定性であると思っています

ここで大切なのは安定性というのは剛性とは一致しないという事です

被る部分は多々ありますが固めておくことは正解ではなくて環境に適した形に変化し適応している状態を私は安定していると思っています

 

つまり体幹の強さとは先ほどのユニット化された腹部が様々な環境に適応できることなんですね

 

それを踏まえた上でコンタクトスポーツにおける体幹の強さを考えていきましょう

例えばコンタクトスポーツと呼ぶのは適切ではないですがバスケットボールを例に考えていきましょう

 

バスケットボールにおいてコンタクトが発生するシチュエーションと言えばゴール下ですね

リバウンドの際やシュートの瞬間、切り返し動作など様々な瞬間でコンタクトが発生します

ディフェンスやスクリーンを作る際にもコンタクトが発生しますね

 

その際どういう強さが必要になるでしょうか

1つは上肢でどれだけ相手の動きを制することが出来るか?だと思います

ジャンプする際もしくはジャンプ中に置いてどれだけ地面を踏ん張ることが出来るかは関係ありませんから

このケースの場合なぜ体幹が安定していることが大切なのでしょうか?

 

この答えは発育発達の過程にあります

赤ちゃんは手足を動かし始める前にまず呼吸を通じて腹横筋からトレーニングを始めます、

つまり指一本動かすにもお腹に力が入っていなければならないわけです

このことは論文にもあがるほど信頼性の高い話です

 

このことから体幹部が安定していると手先足先の自由度が上がります

体幹が安定していなければ思い通りに手足が動かないわけですね

空中で思い通りに手足が動くことが出来ればもちろん相手の動きを制することが出来ますよね

 

ここで私が言いたいことは単純な力ではないという事です

腕の筋力、肩の筋力がいくらあっても体幹が安定していなければ空中戦は勝てません

先に書きましたが安定というのは固める事とは違います

なんとなく体幹が強いという事がどういう事かわかってきましたか??

 

では次にディフェンスやスクリーンにおけるコンタクトを例にとってみましょう

ディフェンスでコンタクトが起きるケース、スクリーンでコンタクトが起きるケースは

先ほどとは異なり足が地に着いた状態で起きます

さてこの場合の体幹の強さとはどういった物になるでしょうか

 

コンタクトの瞬間に負けないことですよね、つまりコンタクトの瞬間にどれだけ地に力を伝えられるかに置き換えられます

 

あれ?さっき手足を思い通りに動かすためには体幹が安定していなければいけないっていいましたね

同じことなんです

地に力を伝えて踏ん張る為にはスクワットで250キロを上げる必要はないわけで

たとえスクワットがどれだけ重量を上げられてもコンタクトの瞬間に体幹が安定していなければ押し負けてしまうわけですね

 

点と点が繋がり始めた方もいるのではないでしょうか?

 

これ以上書いてしまうと読む方も疲れてしまうと思うので今回はこの辺にします

 

続きは次回書きたいと思います

 

りょうまでした