おはようございます、りょうまです!

さて、今日は呼吸の続きです

正しい呼吸とはどんな呼吸なのでしょう?

腹式呼吸、胸式呼吸、ドローイン??

沢山の種類の呼吸がありますがなにが正解なのでしょうか?

 

私は正しい呼吸は決まったものではないと思っています

 

例えば、いまこうしてブログを書いているときにしている呼吸と

50メートル走をした直後の呼吸が同じなわけがありません

 

腹式呼吸も胸式呼吸も使うべき場面で発揮されればそれが正解です。

 

そこで現代人が陥りやすい呼吸異常について一つお話したいと思います

先ほど50m走直後の呼吸と言いましたがその際にしている呼吸は

肩を揺らして大きくなるべく多くの空気を肺に送り込もうとします

もう少し細かくみていきます

肩を揺らすと言いました、具体的には胸鎖乳突筋、斜角筋、僧帽筋の上部繊維などの首の周りの筋肉や

小胸筋や大胸筋、鎖骨下筋などの胸の前の筋肉などいろんな部分の筋肉を使って必死に酸素を取り込もうとします

これらの筋肉はすべてお腹よりも上に位置しています

胸腔の上部にスペースを作ることによって空気を取り込もうとするのがこの呼吸の特徴的な部分です

そして現代人の陥りやすい呼吸異常というのがこの呼吸なのです。

何がいけないの?思った方もいるかと思いますが前にも書いている通りこの呼吸自体が悪いわけではありません

悪いのはこの呼吸法で普段過ごしてしまっていることです

この呼吸になってしまうメカニズムはまた今度書くとして今はこの呼吸が何を起こすのかを書いていこうと思います

身体に酸素が足りない場合に使用する呼吸法なわけですから当然身体に負担をかけます

特に首まわりの筋肉なんかは普段から繰り返し激しく使う場面はありません

なのでこの呼吸を続けると首や肩がめちゃくちゃ凝ります

 

現代人特有の肩こり頭痛の代表的な原因がこれです

この病態がTOS(胸郭出口症候群)につながります

TOSについては前に書いていますのでわからない方はそちらをご覧ください

 

思い当たる節がある方は多いのはありませんか?

肩こり首コリ頭痛肩甲骨の間が痛い

そういった症状はもしかしたら呼吸が原因かもしれないのです

 

さていかがでしたか?

次回はこの呼吸に陥ってしまう原因について考えていきたいと思います

りょうまでした😍